【東京オリンピック】陸上・前田穂南選手のプロフィールと経歴や成績

陸上の前田穂南選手をご存じでしょうか。

幼い頃は水泳やバスケットボールにも励み、本格的に陸上競技を始め、悔しい思いもバネに懸命に練習し東京オリンピック出場を手に入れたマラソン界のニューヒロインです。

そんな陸上・前田穂南選手のプロフィールと経歴や成績についてご紹介します。

陸上・前田穂南選手のプロフィール

名前:前田 穂南(まえだ・ほなみ)

生年月日:1996年7月17日

出身地:兵庫県尼崎市

身長:166cm

体重:46kg

出身中学校:尼崎市立園田東中学校

出身高校:大阪薫英女学院高等学校(大阪府摂津市)

種目:中距離走・長距離走・マラソン

所属:天満屋

家族は、両親、弟の4人家族

陸上・前田穂南選手の経歴や成績

前田選手のご両親は娘の将来の可能性を広げようと、2歳からピアノ、小学生時代にはそろばん、美術、水泳、バスケットボールをさせていたそうです。

陸上競技は小学5年生の頃からで、6年生の時には校内マラソン大会で優勝されています。

2011年、中学3年生の時には、尼崎市中学校総合体育陸上大会で、800m走と1500m走で2種目制覇をされています。

2012年の4月に陸上の強豪校である大阪府摂津市の大阪薫英女学院高等学校に入学し、兵庫から大阪まで通学されていたそうです。

3年生の時に1500mでインターハイ大阪府大会を大会新記録で優勝されていますが、全国高校駅伝では先輩、同期、後輩に実力者が揃っていたために3年間補欠で登録されていて、都大路を走ることは出来なかったそうです。

高校卒業後、実業団チーム・天満屋へ

高校を卒業し、マラソンが強くて1番練習がハードな所を希望していて岡山市の実業団チームである天満屋へ入社し、女子陸上競技部に所属されました。

天満屋へ入り、走るのを楽しみにしてたとのことです。

2019年1月の全国女子駅伝に大阪代表のふるさと選手として出場し、高校時代に1度も走る事ができなかった都大路では初出場にして9区アンカーになられました。

5位で襷を受け取ると一人抜き、さらに一人抜いて大阪チームを3位まで押し上げる走りを見せ学生時代からの夢を果たされました。

高校時代の悔しい思いもあったでしょうから努力を積み重ねて頑張って来られたと思います。

2020年2月の第54回青梅マラソンでは、野口みずき選手の保持していた30kmの日本記録を更新されました。

2019年のMGC優勝、オリンピック内定へ

2017年1月29日の大阪国際女子マラソンが初めてのマラソンでした。

ネクストヒロイン選手として出場し2時間32分19秒の12位でゴール。

「途中から凄くきつくて結構ペースダウンしたんですけど、また後半ちょっと元気になってラストで体が動いてきた感じで終わった気がします。故障していて全然走れなかったので心残りのあるレースでした。」とコメントされています。

2017年8月27日の北海道マラソンに国内招待選手として出場し2時間28分48秒で優勝されました。

そして、マラソングランドチャンピオンシップ(2020年東京オリンピック・女子マラソン選考会)の出場権を獲得されます。

2018年1月28日の大阪国際女子マラソンに国内招待選手として出場し、2位となりましたが自己ベストを5分更新する2時間23分48秒でゴール。

「25kmからチャレンジして大きく変わりました。自分でレースを動かすことによって自信を持てました。25km過ぎて出た時はまだ楽だったんですけど、そこから結構足がきつくなって、もう松田選手が来るなっていうのは分かってたんですけど、ついて行く前に自分がもうたれていたのと足がもうパンパンな状態でもうそこが結構いっぱいいっぱいだったんで…。」

「挑戦するレースができてすごい自分にとって1番最初にいいレースができて自信になった。そして課題ができたレースになった。」と話されています。

2018年9月16日のベルリンマラソンに出場され2時間25分23秒の総合7位・日本人2位でゴール。

2019年3月3日の東京マラソン2019・女子の部に出場され総合12位・日本人2位でゴールされました。

2019年9月15日開催のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)・女子マラソンに出場し、2時間25分15秒で優勝。

これにより、2020年の東京オリンピック・女子マラソン日本代表に内定されました。

まとめ

陸上・前田穂南選手のプロフィールと経歴や成績についてご紹介しました。

負けず嫌いの性格で、好きな言葉は「継続は力なり」と語っていた前田穂南選手。

その言葉のとおりコツコツ努力し、「マラソンでオリンピックに出て、世界と戦いたい」という強い気持ちが叶ったんだと思います。

目指すは金メダルで走り続けることでしょう。

これからの活躍を期待するとともに応援しています。

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